MARSHAL

MIKA marshal(ミカ マーシャル:ハイヒールミュール・パンプス)
もしマーシャル諸島で靴を履くなら・・・と思いながら絵を描きました。
私はリゾートな海外旅行に行ったことが一度もありません。
行って見たいなと思ったのがマーシャル諸島。
そこでMARSHAL(マーシャル)と名付けたのですが、少しはリゾートなイメージが表現できたかな。
この靴を作る時、材料を探しに出かけました。
豚皮の材料店に入ったのですが、その皮屋さんは柄物がたくさん。
その中で気に入ったのが、アッパーと中敷に使用している柄の豚皮。
薄い豚皮に強い押しをかけて革が丸くなっていました。
その立体感と肌触りがとても気に入り、これを使用しようと決めました。
中敷やアッパーに使用した場合、大抵革を伸ばしながら貼っていく為にその立体感はほぼ失われてしまいましたが少しぷかぷかふわふわとしています。
履いてみるとこのソフトな豚皮がとても気持ちがいい。
それからこのヒール。
初めてPCというスケルトンに使用する樹脂でヒールを成形しました。
ヒールには釘を打つこともあり、スケルトンにするとその釘が見えてしまいます。
釘を打たない方法を考えなければならないと、もう一度ヒールの設計を行ないました。
このヒール設計は提案書を書き、ヒール工場と靴工場とで何度も強度や設置方法について話し合いの末にこのミュールが完成しました。
同じ形のヒールですが、ヒールの中の構造を変える為にもう一度新しいヒール金型(モールド)を起こすことに決め、最初に取り付けたのがこのmarshalです。
釘を打たずに、ねじで留める、そんな構造になりましたが、ヒールの基本的な構造や強度に対する構造について必然的に勉強させられる機会となった思い出があります。
MARSHAL(マーシャル)に使用しているこのヒールは、見難いですがスケルトンがグラデーションになっています。
皆さんのご協力、ご提案を受けこだわりのあるヒールを作り、それを生かすミュールが完成したと思っています。




  

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